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美術家 上村亮太の

絵本『アネモネ戦争』の出版プロジェクト 

この出版プロジェクトは、ひとりのアーティストの手による

一冊の絵本を作ることです。

その思いは、神戸にある「ギャラリー島田」で、

長年、そっとあたためられていたものでした。

それを実現しようとなったいま、私たちは考えました。

ただ一方的に本を出すのではなく、本作りの過程の段階から、

多くの人の心と力を寄せ集め、

「本を出版する」ということ自体を、
ともに体験してもらえたら
と。

そして、本を作ることがゴールではなく、

その本を手にした方ひとりひとりの場所から新たな物語が始まり、

何かが湧き起こる、その力を信じようと。

――

この絵本は、読み終わったところでは終わりません。

絵本の中に込められる願いのタネを、

あなた自身の手と、声と、心とで、さらにあちこちに蒔き、

育てていってほしいのです。
本を出版するということは「声」を届けることです。

その声が良きものであるように。
そしてそれに関わり、受け取った方たちのところから、

さらに良き花が咲き広がりますように。
そんな志を胸に、この出版プロジェクトに関わる仲間を

「チーム・アネモネ」と名付けました。
あなたも、チームの一員となって、この本の根を育て、

水を注いでいただければと願っています。



編集者

松田素子

この出版プロジェクトは、ひとりのアーティストの手による

一冊の絵本を作ることです。

その思いは、神戸にある「ギャラリー島田」で、

長年、そっとあたためられていたものでした。

それを実現しようとなったいま、私たちは考えました。

ただ一方的に本を出すのではなく、本作りの過程の段階から、

多くの人の心と力を寄せ集め、

「本を出版する」ということ自体を、
ともに体験してもらえたら
と。

そして、本を作ることがゴールではなく、

その本を手にした方ひとりひとりの場所から新たな物語が始まり、

何かが湧き起こる、その力を信じようと。

――

この絵本は、読み終わったところでは終わりません。

絵本の中に込められる願いのタネを、

あなた自身の手と、声と、心とで、さらにあちこちに蒔き、

育てていってほしいのです。
本を出版するということは「声」を届けることです。

その声が良きものであるように。
そしてそれに関わり、受け取った方たちのところから、

さらに良き花が咲き広がりますように。
そんな志を胸に、この出版プロジェクトに関わる仲間を

「チーム・アネモネ」と名付けました。
あなたも、チームの一員となって、この本の根を育て、

水を注いでいただければと願っています。



編集者

松田素子

『アネモネ戦争』限定版 500部は完売いたしました。

 応援して下さった皆様、ありがとうございました。

普及版の刊行が決定しました

読者の方々からの熱い声におされて、『アネモネ戦争』の普及版が10月上旬に刊行されました。

発行:蝙蝠舎 (こうもりしゃ)
販売:BL出版
〒652-0846
兵庫県神戸市兵庫区出在家町2-2-20
TEL 078-681-3111
※本書に関するお問い合わせは
BL出版までお願い致します。
IMG_1055.jpg
book.jpg
※完売いたしました
500部
限定版
anemone.png
girl.png

ケースの中には、40頁フルカラーの絵本とともに、 上村亮太による直筆の絵とサインが入っています。

※写真の絵(原画)はイメージです。 直筆のため1冊ずつ異なります。

神戸にある障害者施設で 心を込めて手漉きされた紙に描かれています。

ケースに収められた限定版の表紙

上村亮太(前列中央)とチームアネモネ

平和を願う絵本

普及版『アネモネ戦争』刊行されました!

読者の方々からの熱い声におされて、『アネモネ戦争』の普及版が

2020年10月上旬に刊行されました。

anemone.png
定価 本体/1500円+税
サイズ/天地27cm×左右22cm
ページ数/40ページ
発行所/BL出版株式会社
    〒652-0846 神戸市兵庫区出在家町2-2-20
    電話 078-681-3111
※新しいウィンドウが開きます
Text & Illustrations Copyright © 2020 UEMURA Lyota
ISBN978-4-7764-0981-6  C8793
Printed in Japan

「普及版」に先駆けて出版された「限定版」に、多くの声がよせられました。

● 温かな絵、でもメッセージはちゃんと込められていて、柔らかな絵本だからこそ伝わるものが胸に沁みてきます。
● 今、とても必要な本だと思いました。私が、もしくは多くの人がなんとなく感じていることが表現されていて、とても感銘を受けました。
● 「自分」こそが平和の「主役」なのだという、気づきの種が根をはっていきますように。この絵本を、1人でも多くの人の心に伝えていきたいと思いました。
● 世界に不穏な空気が流れ、心が落ち着くことがありません。きれいな絵で「平和」を願う絵本が子ども達に広まることを願っています。
fukyubn

上村亮太『アネモネ戦争』

普及版 出版記念展

会期:2020.11.7 sat. – 11.18 wed.

時間:11:00-18:00 最終日は16:00まで

​会場:ギャラリー島田 1階 trois

これは、長らく美術家として活動してきた上村が初めて制作した絵本作品です。今年3月に出された限定版は好評 のうちに完売。それを手にした方たちからの熱い声におさ れて、今秋、装いを新たにした普及版が刊行されました。 少女が手にしているものは「言葉」「願い」そして「メッセー ジ」、そこからたちのぼるものは「のろし」であると、作者は 語っています。 ――戦争とは、どこからやってくるものなのか。その土壌を 何が作ってしまうのか……。多くの人がそれぞれの場所 で様々なことを模索し考えている時代に、一冊の絵本が 問いかけるもの。それは、小さな力がつながっていくこと の大切さと強さ。

――絵本誕生までの数々の絵をご覧く ださい。

松田素子(編集者)

2020年3月に開催された

上村亮太絵本「アネモネ戦争」

限定版出版記念展の映像が完成いたしました。

上村亮太『アネモネ戦争』の“限定版”を刊行した際に開催した展覧会でのギャラリートークを視聴できます。

作家の上村亮太さんと、編集者の松田素子さんによるギャラリートークがご覧いただけます。

展示空間、作品、本のエスキースなど、展覧会に来たかのように、ご覧いただけると思いますのでどうぞお楽しみください。

下記からご覧ください。


「アネモネ戦争」you tube 動画vol.1 「ギャラリートークvol.1」
「アネモネ戦争」you tube 動画vol.2 「ギャラリートークvol.2」
「アネモネ戦争」you tube 動画vol.3 来場者インタビュー&展覧会場記録

アネモネの本5.jpg

STORY

絵本「アネモネ戦争」内容

※写真は、プロジェクト発足のきっかけとなったアートブックの一場面
※絵本では全ての絵を描き下ろしています

「戦争」という言葉がつかわれていますが、これは、

強く「平和」を願う絵本です。

戦争というものが、どんなふうに、どこからやってくるのか……。
おだやかな日常や平和というものを、どうすれば守り、育てられるのか……。
アネモネという花を通して、物語は、静かに深く、それを語りかけます。
物語のクライマックスで語られる
「でも、それこそが〈戦争〉だったのです」

という言葉に、私たちの心は、おそらく不意を突かれてしんと静まりかえるでしょう

しかしやがて、だからこその勇気とほんものの力が、身体の底からわいてくるはずです。

――
アネモネには「風の娘」という意味があります

私たちも一輪のアネモネのように、この世界に、風にのせて届けられる言葉がある。
かかげるべき「のろし」がある。
――それを願って、この絵本は今、生まれようとしています。

これまでの経緯

SCHEDULE

2019年9月25日  先行予約スタート

2019年10月20日  第1次 サポーター募集締切

2019年10月27日  サポーター作業 & おはなし会

​※終了しました

2019年12月10日 第2次 サポーター募集中

※アネモネの球根の発送は終了しました

2020年2月29日    先行予約申し込み締切

3月28日〜4月15日

上村亮太『アネモネ戦争』限定版出版記念展

会場:ギャラリー島田 http://gallery-shimada.com

2020年10月    BL出版から普及版刊行→HPはこちら

UEMURA Lyota

​上村 亮太

1959年、神戸に生まれる。幼少より病弱で家の中で過ごすことが多く、だいたい、ひとりで本を読んだり絵を描いたりして過ごしていました。絶えず空想していて、SF的な物語を作って漫画を描いたりして遊んでいたようです。

小学校3年生までは、友達も少なく、内気でもの静かな子供でした。当時の男の子としては珍しくとても長髪だったこともあり、時々、いじめられたりした事もありましたが、4年生の時にクラスメートと大喧嘩をした事を機に、活発で運動好きな少年になっていきました。

幼いころから絵を描くのが好きだったので、画家になることを目指し、東京の美術大学に入学。

学生時代から抽象絵画を制作し、おもにモノクロの巨大な絵画を描き続けていました。

ある日、とあるガーデニングフェアーで、枯れかけたクリスマスローズの群生を見たことがきっかけで、だんだん具象絵画を描くようになりました。使う色も、モノクロから鮮やかな色彩に変わっていき、同時に、様々な人と関わるようになり、いろいろな人達と芸術に関する活動をしていく事になります。

ここ数年は「SF」をテーマに制作を続けていて、子供の頃に考えていた事、そして、描いていたような世界観に戻ってきたのかも知れません。


VOCA'97(上野の森美術館)、画廊の視点(大阪現代美術センター)六本木クロッシング展(森美術館)、個展はギャラリー島田等のギャラリーで毎年開催。展覧会は多数。

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PROFILE

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アネモネ編集室から

団体サポーター

​上村亮太 絵本「アネモネ戦争」限定版の出版にご協力いただいたサポーター

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